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映画史に残る名作「男と女」の監督クロード・ルルーシュが、
「男と女」とほぼ時を同じくする1965年に彼の個人出資で
撮影したと言われている短編映画「ランデヴー」。
この僅か9分ほどの短編映画に納められているのは
彼が所有するFerrari275GTBのノーズに固定された
カメラが映し出す早朝のパリの光景と
響き渡るV12サウンドのみ、
なのですが本題はここから。この275GTB、
赤信号だろうが通行人が横切ろうがトラックが進路を塞ごうが
ともかく最後まで一回も止まりません。
止まらないどころか最後までアクセルを全開に踏み続けます。
ドライブしたのは1955年のモナコGPをフェラーリで優勝、
50年代を代表するF1ドライバーの1人
モーリス・トランティニアン
(公開当時は逮捕を恐れてドライバー名を公表しなかったそうです)。
映画「男と女」のサイドストーリーともとれるこの作品。
現代のCGで創られた映像を遥かに凌ぐ迫力の、やらせナシ、
ノーカットの9分間を手に汗握ってお楽しみください。